【エルメス】エルメス 2016年秋冬メンズコレクション – コントラストから生まれるリラックス・ラグジュアリー
【エルメス】
エルメス(HERMÈS)は2016-17年秋冬コレクションを、フランスパリで発表した
photos:Jean-Frangois José
コレクションのキーワードは「色のバイブレーション、ミスマッチ、質感のコントラスト、ピュアとブラック」ベージュのカシミヤのブルゾンには、普通ならクリース(折り目)の入ったパンツとレザーシューズを合わせがちだが、ウエストがゴムになったイージーパンツタイプのスラックスとスニーカーをスタイリングエルメス アルソー コピー
陰影とツヤ感が魅力的なヘリンボーン柄のコーデュロイのブルゾンには、マットな質感のコットンギャバジンのパンツを合わせたり、ウール×モヘアのダブルブレストのスーツに、カジュアルな印象を与えるハイネックシャツを合わせたり……素材やアイテムの組み合わせにちょっとした違和感を加えることで、リラックス感のあるラグジュアリーを表現しているバーキン スーパー コピー
またムートンは、ブラウンの表面と赤みを帯びたブラウンの対比が素敵なピーコート、ボア面がターコイズになったブルゾンパーカーなどに使用ホワイトのボアがスポーティな印象を与えるボンバージャケットは、遠目でもそのクオリティが伝わってくる
レザーは全体的に多く提案されており、シャイニーカーフのロングパーカー、ウエストにゴムが入っている1タックのレザーパンツなど、従来の革製品の概念を超えたアイテムもあるユーモラスな表情のサメが鎮座する定番バッグ「ボリード」は、パーマネントなアイテムに新しい魅力を加えている
カラーパレットで目立つのは、挿し色ながら主役級に存在感のあるターコイズで、その他はキャメル、カーキ、チャコールグレー、フランボワーズ、スティール、ブラック、ネイビーなど素材はカシミヤ、ウール、カーフ、ベビーラム、ウール×モヘア、コットンギャバジンなどの天然素材が中心となる
TEXT by Kaijiro Masuda(FASHION JOURNALIST)